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赤外線カメラ調査
赤外線カメラ調査
元々軍事用途であった赤外線カメラが建築物の劣化調査に用いられるようになり、昨今では雨漏りの原因調査に利用されることが増えてきております。
赤外線カメラを雨漏り調査に用いることは非常に有効です。
対象物から出ている赤外線放射エネルギーを検出し、見かけの温度に変換して温度分布を画像表示する装置あるいはその方法のことをいい、これを雨漏り調査に利用したものが赤外線カメラ調査です。
あてずっぽな調査をしてとりあえずやってみよう的な補修工事を行うより、正しい根拠に基づいた赤外線カメラ調査の診断結果を基にピンポイント修理を行うほうがメリットが高いと言えます。
ただしリスクが伴うことも否めません。
赤外線カメラ調査の結果で異状が見られる部位がすべて雨漏りであるかどうかは別の話だからです。赤外線カメラ調査では、温度分布として結果が出るために、温度の低い部位が示す水分の存在理由を、雨漏りととらえるかはたまた結露と捉えるかによって、診断結果が大きく異なってきます。
つまり本当は結露であるのに雨漏りだと診断してしまえば、莫大な補修工事が生まれるリスクがあるわけです。
また、赤外線カメラ調査は気温や風速、日照時間などの気象条件に制約があるだけでなく、照射角度や照射距離などの諸条件に左右されるデリケートな一面を持っていますから、取扱には十分注しなければならない調査方法であり、誰もが扱える代物ではありません。
赤外線カメラを雨漏り調査として利用する際は、雨漏りに詳しい者が取り扱うことが最低条件となります。
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