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雨漏りの修理方法シーリング
シーリング材の寿命
幅10mmx深さ7mmの目地に充填したシーリング材の耐用年数は一般的に5~6年程度と言われています。つまり、シーリングで雨漏りを修理(補修)したとしても、シーリング材がすぐに寿命を迎えて破断すれば5~6年後には雨漏りが再発することになってしまいます。だからシーリング補修は雨漏り修理ではないのです。
また、耐用年数試験体の目地は、10mmx7mmの目地寸法においての試験データですから、三角シーリングや増し打ち、あるいはひび割れに刷り込んだ程度のシーリング工事では耐用年数がさらに短くなります。
シーリング材はホームセンターに行けば、1本400円~700円で誰でも購入できます。業者でなくてもお金さえ支払えば、誰でも購入できる建築資材なわけです。ホームセンターに行ってシーリング材を購入して、ひび割れ部や隙間にシーリング材を充填することは、プロの雨漏り修理業者でなくともできるわけです。
昨今のような高性能なシーリング材がまだ存在していなかった頃の建物は、部材のあいじゃくり構造などを利用した二重・三重の雨漏り対策が施されていました。
しかし、現在は比較的高性能なシーリング材が市場に登場したため、建物の雨漏り対策構造がより簡素化されつつあり、そのひとつの傾向として雨漏り対策をシーリング材に頼り過ぎているという問題があります。
シーリング材が寿命を迎えたために雨漏りしたのだから、古くなったシーリング材を撤去して新しく打ち替えれば良いという考え方は間違っています。そもそも建物の雨漏り対策をシーリング材だけに頼っていることが大きな間違いなのです。
雨漏り対策というのは、シーリング材の劣化部分から雨水が浸入したとしても、建物内部には浸入してこないようにすることです。部材のあいじゃくりや水切りの取り付けなど、何重もの知恵を絞って施すものです。
これは雨漏り修理(補修)においても同じことが言えます。
シーリング補修は雨漏り修理ではなく、雨漏りの応急処置なわけですから、この基本的な考え方を誤ると、これからも雨漏りする家が次々と建て続けられることになります。雨漏り修理(補修)とは『正しい雨漏り対策構造を持つ家』に直すことなのです。
雨漏り相談掲示版
建築構造と雨漏り
雨漏りしやすい個所
雨漏り原因の調査・検査
雨漏りの二次被害
間違い探し 解答編
